北欧スウェーデン
高齢者福祉施設と
在宅医療視察

 

認知症のシルビアマスターとTAKTIL ケア

 
 開催:2021年2月21日(日)~2月27日(土)
            2021年6月13日(日)~6月19日(土)

  

社会福祉大国スウェーデン。税金と社会保険料負担が国内総生産GDPの50%という巨大な公共部門を抱え、年金や児童手当、傷病手当などの現金給付を国の事業(社会保険)として行い、全ての国民に平等で良質の生活を保障する社会を実現しました。
 またスウェーデンの教育は、私立も含めて小学校から大学院まで無料です。コミューン(自治体)によっては、通学定期も無料でもらえるところさえあります。そしてスウェーデンは日本に次ぐ世界第2位の長寿大国。かつ、出生率も先進国有数の高さを誇る国です。
 こうした「医療・福祉・教育」の充実した社会保障を支えるのが、国のポリシーと言えます。1992年のエーデル改革による保健医療サービス改革により、病院医療は県(ランスティング)が管轄し、高齢者の福祉・介護は市(コミューン)が管轄することになりました。
 コミューンではアンダーナースと呼ばれる基礎的な医療の知識を修めた介護職(日本の准看護師、ヘルパー、介護福祉士を統合した職種に相当)がサービス全般を提供しています。
 また、PT、OT、看護師、地区看護師(保健師)も在籍しており、利用者の状況に応じて訪問することになっています。
 そして、その利用者のケアプランを作成する査定員(ケアマネ―ジャ)の権限は大きく、市がサービス提供と財源を一元的に管理しています。このような独特のシステムにおける、看護師の役割は大きく、医療行為、判断、アンダーナースへの指導など、ケア管理のマネジメント力が問われています。