タイ王国
ナースプラクティショナー
医療視察

大学教育プログラムと僻地医療・NPの裁量権 
 
 開催:2021年8月・10月(オーダーメイド)

 
 

日本では、NP 教育制度が発足したのは2015年で、まだ NP 教育に必要な情報が不足していま す。その一方で、日本では高齢化社会の進展に加え、今後は通院によるがん療養者の増加、在宅での 看取りの増加が予想され、それに向けて医療システムが在宅を基盤とする方向で再編される見込みで す。これに伴い、日本においても在宅療養者向けの NP の必要性が高まる可能性があると考えられま す。また、医療過疎に陥った僻地社会では看護職の自律した裁量が必要な場面が生じることを想定して おく必要があります。 タイ王国における看護師養成の特徴のひとつに、王室の庇護・繋がりは欠かせません。1896 年に王 妃により看護・助産学校を設立したことに始まり、その後親王がアメリカで医学博士号を取得し、タ イの公衆衛生を確立し、また、親王妃がアメリカの大学で看護師の教育を受け、その後タイ看護界の 母となります。そして 1996 年には、国の政策で「プライマリーケア」の医療行為や予防接種の看護 規定を法化し、ナースプラクティショナーが誕生します。家族の絆を大事にする日本と同じ仏教国の タイが、どのようにして NP を生み出し医療体制に溶け込んだか、今回の視察を通して、日本版 NP の示唆を得たいと思います。