スペイン
バルセロナ
緩和ケア医療視察

 
 開催:2020年3月18日(水)~3月24日(火)

 
 

日本では、1981年から悪性新生物が死因のトップとなり、現在は2人に1人ががんに罹患し、3人に1人ががんによって死亡しています。そのよう中で、がん患者の苦痛の緩和に関する意識が高まり、緩和ケア病棟は、現在、全国で424施設8,646床にまで増加しました。厚生労働省は、診療報酬に「緩和ケア病棟の施設基準を定め、施設・設備の充実や専門職者の配置などを規定しています。しかし、ケアの質的な基準が保証されておらず、質の低下が危惧される声が聞かれます。
緩和ケアの量的充足だけではなく、ケアの質の保証と向上が求められています。
超高齢社会を迎えた現在、臨床の現場では、『その人らしく生ききる』ことへの支援が重要になっています。特に多くの患者が最期の時を過ごす緩和ケア病棟では、全人的な苦痛を緩和し、その人らしく人生を全うすることができるような体制の整備が求められています。そこで、スペインにおける関係部署への視察並びに関係者からのレクチャーを通して、緩和ケアの体制の整備や看護師教育に関する示唆を得たいと思います。