米国シアトル
救急救命医療看護視察

フライトナース・民間救急車・遠隔IT医療・EMT-P裁量 
 
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日本では、救急救命士は救急車内でしか医療行為が実施できず、医療機関内やスタジアム、空港などの人 が集まるところでも医療行為は実施できない。緊急通報による患者搬送を担っているのは消防機関(公務員) の救急車であり、民間会社が救急車を所有することは法律上認められていない。これは大学等で免許を取 ったものの、この免許を活かせない状況であり経済的、社会的損失が大きい。 視察では、米国の民間の救急会社や医療従事者としての EMT-P, NP, PA の裁量権など日米との違いを理解 し示唆を得るために、本場アメリカの救急医療で有名なシアトル市の関係機関を訪問し視察する。シアト ルは世界で最も心肺停止の蘇生率が 62%と高く、郊外過疎地のキング郡のドクターヘリが往来する中、最前 線のフライトナースなど活躍しているパラメディックを見学し、災害や超高齢社会の日本の参考になれば と思います